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注文住宅

「住まいが一番安全で快適な場所であること」

 家で過ごす時間は、人生の半分以上と言われています。だからこそ住まいが一番安心で安全な場所であることが重要です。
1,地震・台風等の自然災害に強い事
2,断熱性能が高いこと
3,風雨や紫外線による劣化が少なく、メンテナンスコストが抑えられること
4,風通しがよく、湿度を調整する 調湿機能によって、カビ・ダニの発生やウイルス浮遊が少ないこと
5,空気に有害物質等が含まずおいしいこと
「家族が健康で笑顔があふれる暮らしができる家。」それが、井手工務所がご提案する住まいです。

おいしい空気の家

 人間は毎日約14立方メートルの空気を吸っています。毎日生活する家だからこそ室内空気環境が重要です。
 外気の汚れを除去し、花粉の季節も、黄砂やPm2.5が気になる日でも、家じゅうがキレイな空気であることはもちろん。適度な湿度を保ち、化学物質等の汚染がないきれいな空気の中でのびのびと生活することが大切です。

サンゴ漆喰+セルローズが土壁のごとく息をする。

 
  漆喰には、湿気を吸ったり吐き出したりする「調湿作用」が有りますが、薄く塗った漆喰単体だけでは、さほど「調湿性能」が高くありません。
昔の住まいは漆喰の下地が土壁だったため調湿性が高かったのですが、今日では下地に石膏ボードを用いられ、主にグラスウールやウレタンの断熱材を充填します。
  そういったケースでは漆喰が十分な調湿性を発揮しきれません。漆喰の塗り壁を含めた厚さ15cmほどの壁全体が「調湿素材」となることで初めて、高い調湿性が発揮されます。断熱性が高いとは言えない土壁に代わって断熱性と調湿性を担っているのがセルローズファイバーなのです。

サンゴ漆喰とは

弊社の漆喰は、沖縄の綺麗な海から採取された、長い年月をかけて化石化し、海底に堆積した「風化造礁サンゴ」を原材料としています。
焼成した漆喰に風化したサンゴの粉末を混ぜたものを塗っています。
 強アルカリ性のサンゴには、10μm(0.01mm)の 多孔質穴の大きさの穴が、無数に空いており、活性炭同様に、酸性の匂いを吸着します。
「サンゴ漆喰を塗った部屋で焼肉をしても、翌朝には匂いが取れる。」程の効果を発揮します。

調湿効果とは、湿気を吸って、吐くという効果です。
湿度が低くなり空気が乾燥すれば、ウイルスが浮遊し活性化します。逆に湿度が高くなるとカビやダニが発生します。
夏場のジメジメした時期に部屋の湿気を吸い取り、冬場の乾燥した季節には蓄えた湿気を吐き出してくれます。

サンゴ漆喰には、一般の漆喰に比べて無数の小さい穴があり、より効果の高い吸放湿効果を発揮します。


セルローズファイバーとは?

セルローズファイバー断熱材は、回収された新聞等の古紙を主原料に薬品処理により難燃・はっ水・防カビ性能等を付加した多機能な綿状の天然木質繊維系断熱材です。
地球環境に優しい自然素材であり、燃えにくく、万が一の火災の際、有毒ガスを発生しないことはもちろん、木質繊維が持つ吸放湿特性によって年間を通じて、適度な湿度に保ちます。

デコスドライ工法とは?

 断熱欠損の生じない乾式セルローズファイバー吹込み工法です。
また、水や接着剤などは一切使用せず、施工密度を高めることで沈降を防ぎます。これらにより、熱損失や結露被害を防ぎ、セルローズファイバーの断熱性能を最大限に発揮します。 
 結露被害20年保証制度対象ですので、住まいの耐久性を損ねる内部結露に対してもご安心いただけます。

無垢の床板

   一般に床板は、合板にシートをシートフローリングや合板の表面に突き板や挽き板が貼られている 複合フローリングが多く使われています。
 化学物質過敏症で最も悪影響を及ぼすのは、複合フローリングで、床面に太陽光が当たり温度が高くなり、合板に使われる接着剤が溶け出し、化学物質として空気中に浮遊します。

 弊社では、天然の木から切り出した一枚板である、無垢フローリングを標準採用しています。無垢フローリングは、接着剤を使わないため、化学物質の放出がありません。また、家の中を裸足で過ごすことの多い日本人は、無垢フローリングの肌触りや温もりを大いに感じられます。
 一方で、材によっては収縮が大きくや曲がり樹種もあるのでメンテナンスや注意が必要です。
 

無垢の床板、天井には吸放湿壁紙

 新築の天井には、吸放湿壁紙を用います。紙おむつにも使われている吸水性ポリマーの働きにより湿気を吸収し、結露やカビの発生を低減します。壁と同様に吸放湿壁紙が蓄えた湿気は、天井のセルローズファイバーに蓄えられます。
 リフォーム工事の場合は、壁や天井にセルローズファイバーが無いため、大建工業の調質材である「クリアトーン125Ⅱ」を推奨しています。既存天井の上から貼りますので、比較的安価に調質材の施工が可能です。尚、床については、新築同様、無垢フローリングを推奨しています。

ダクトレス式熱交換換気とは

 屋外に排出する汚れた空気(排気)から熱を回収し、新鮮な外気を室内に取り入れる(給気)時に、その熱を再利用する換気方法のことです。
建物の外壁に直接設置できるので工法を選ばず、施工にかかる日数やコストも削減できることから、弊社では、ダクトレス式の熱交換換気システムを採用しています。
2台1組で稼動する事を基本とした、プッシュ&プール方式。高温多湿な日本の気候に合わせた全熱交換式の熱交換素子を使用しています。

断熱性能

1, 熱の通しにくさ
 断熱材の熱の通しにくさは、熱伝導率で比較できます。 セルローズファイバーの性能は断熱材としてはグラスウールと発泡スチロールの中間ぐらいの性能を持つ断熱材です。
2,隙間のない施工
 グラスウールや発泡スチロールでは、筋交いやコンセントボックス部分では、隙間が生じてしまいます。一方、セルローズファイバーは、壁や天井に隙間なく充填出来るため、安定した断熱性能を確保できます。また、気密性が非常に高くなることで、工事中も確実な断熱性能が体感できます。
3,防火性能 
 セルローズファイバー断熱材の主原料は新聞等の古紙ですが、ホウ素系化合物を適量添加し難燃処理することで、約1000°Cの炎でも表面が焦げる炭化するだけで燃え広がりません。万が一の住宅火災時には延焼を遅らせ、また主原料が新聞古紙なので石化製品を原料とした断熱材と違い、有毒ガスの発生もなく、人命を守ります。
4,吸音性
 繊維の中にたくさんの空気胞があり、それに加えて繊維同士が絡み合って空気の層を保持するセルローズファイバー断熱材は、中音域から高音域において優れた吸音性を発揮します。

力の流れを考えた住まいを

 熊本地震は震度7の地震が2度来るといった前例のないことが起き、発生後、現地を視察いたしましたが、被害の大きさに驚くばかりでした。耐震等級2(建築基準法の1.25倍相当)で設計された住宅や鉄骨プレファブ造の建物が、倒壊すると言う事例に驚きました。この事が全国的に耐震等級3(建築基準法の1.5倍相当)の強度が必要と言われるきっかけにもなりました。
 耐震を考える上で必要なことは、①建物の荷重を柱・基礎を通じて地盤面に伝えていくか。 ②地震時に働く力を分散して地盤面に伝えていくか。 ③地震時に壊れやすくなる弱い部分を作らないことと考えます。
 右は2階建ての建物の壁と柱の重なりを示す図面になります。青い線が1Fの壁、赤い線が2Fの壁、ピンクの線が1F2Fの壁が重なった線です。丸は柱を示し、赤丸と青丸が重なった部分が、1F2Fの柱が重なった部分です。さらに黄色の丸は2階の屋根の荷重を基礎に直接伝える柱として計画している柱です。黄色の柱間がきれいな長方形になることで、建物の荷重が無理なく地盤に伝えられ、地震の横揺れに強い建物を設計できます。
 当然、設計する建物全てにおいて耐震等級の計算は行いますが、構造の基本に忠実であることが大切だと考えています。

軒のある住まいを

下記の理由から軒のない家が増えてきました。
・スタイリッシュなデザインを求める方が増えてきた。
・狭い土地に建設できる。
・建築費用のコストダウンができる。
もともと軒がない家は、日本より北に位置する、気温が低く、雨が少ないヨーロッパで部屋を温める目的で太陽の光を多く取り入れるよう作られた住宅様式です。

 一方、日本住宅保証検査機構(JIO)が雨漏り事故の調査結果をまとめると、
「雨漏り事故の80%以上が軒ゼロ住宅であり、大都市圏で、軒無しデザイン住宅ばかり分譲し、雨漏れを大量に起こした住宅メーカーは、ほぼ例外なく倒産している。」
とのことです。
 もちろん、瑕疵保証の10年間中、雨漏れを起こさない会社もあるようですが、施工上の細かい瑕疵や、経年劣化による外壁材の反りや収縮で雨漏りが起きるリスクは高いと考えています。
 特に窯業系のサイディングを外壁に使った場合は、雨漏れリスクが高くなり、メンテナンスコストも高くなるようです。
 さらに、軒ゼロ住宅は、こうした雨漏れ事故の他、
「窓を開けっぱなしにしてしまい中まで雨が降りこんでしまっていた。開かずの窓になってしまった。」
「『軒』がないために日射しが室内に入りやすく、特に夏熱くて大変だ。」
等の声も多く聞かれます。
私どもでは、こうした理由から、「軒のある住まい」をおすすめしています。

注文住宅 完成までの流れ

1.お問い合わせ・ご相談・見学会参加

まずはお電話や当ホームページのメールフォームからご連絡ください。
当社のスタッフがどんなお家を建てたいのか、ご予算などの条件を詳しくヒアリングいたします。
 
TEL:0955-74-8121
 
「株式会社 井手工務所はどんな家を建てるのか、まずは見てみたい」という方は見学会や内覧会へぜひご参加ください。現地での個別ご相談も受け付けております。
 

2.現地調査もしくは土地探しのサポート

住宅を建てる敷地がすでに決定している場合は、株式会社 井手工務所のスタッフが現地調査をおこないます。
 
その後、調査結果をもとに土地の広さ・特性を最大限活かした家づくりのアイディアを練りあげます。
 
なお、「どの土地に家を建てるか、まだ決めていない」「土地探しが難しいのでアドバイスしてほしい」という場合も、遠慮なくご相談ください。
 
弊社は不動産事業部も併設しており、他不動産会社との交流もございますので、お客さまのご要望に添った土地をご紹介いたします。
 

3.プランと概算見積もりの提案

 井手工務所では、小規模な建物から2世帯住宅まで、耐震設計された4000件程度のプランを事前ご用意しています。

 これらのプランを参考にいただきながら、ご要望とご予算、土地の条件を総合的に検討したうえで、最適な注文住宅の建築プランをお客様と一緒に作成いたします。
 
 また、概算見積もりも同時に作成いたしますので、その時点で「この箇所はもっとこうしてほしい」などのご要望があればお聞かせください。
 
 次回の正式見積もりに反映させます。
 

4.正式見積もりの提出・請負契約

 正式な見積もりを提出しますので、問題がなければ請負契約が締結されます。

 なお、この請負契約は「株式会社 井手工務所へ家づくりをお任せする」という契約になりますので、細かい仕様や図面までが確定されたわけではありません。
 
 「あとで、細かい部分に変更が出るかも…」という方もご安心ください。
 
 

5.設計・仕様のお打ち合わせ

 細かい間取りの決定や、お風呂・キッチンの機器や内装、色の選定などをお打ち合わせします。

 家事動線への配慮や実際の使いやすさまで含めて、家づくりのプロならではの視点でアドバイスいたします。
 
 
 
 
 
 

6.解体工事・地盤調査

 建て替えの場合は、古い家を解体します。
 解体についても当社にお任せいただければ、信頼性が高くコストパフォーマンスも良い業者に依頼して完了させます。
 
 その後、地盤調査をおこない建物への影響が発生しないか綿密にチェックします。
 
 もし地盤に何らかの問題がある場合は地盤改良工事を実施します。
 
 

7.地鎮祭・工事着手

 ご希望の場合は、地鎮祭をおこなって工事の無事を祈願します。

 近隣住民の方々へごあいさつを終えたのち、いよいよ工事をスタートさせます。
 




 

8.基礎工事・上棟

 まずは家全体の土台である基礎工事を進めます。
 
 こちらが完了したら、柱などの家全体の骨組みを組み立てます(上棟・棟上げ)。

 施主さまにもお立ちあいいただき、現場の確認や構造のご説明をおこないます。
 
 

9.竣工・お引き渡し

 上棟終了後、内装・外装・外構工事などを経てマイホームが完成します。

 その後、スタッフによる綿密な社内検査が完了したら、お披露目・お引き渡しとなります。
 
 ついに夢のマイホームの完成です。
 
 
 
 

10.アフターサービス

 お引き渡し後に、もしお困りのことがあればお気兼ねなくご相談ください。
 
 また、定期点検も欠かさず実施して、不具合がないかのチェックをおこないます。
 
 末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

注文住宅にご興味のある方はお気軽にご相談ください

 株式会社 井手工務所では、お客さまのご要望に応じたマイホームづくりに日々全力を尽くしています。
 
 「こんな家を作りたい」「この土地に適した注文住宅を作ってほしい」など、注文住宅に関するご要望がありましたらお気軽にお電話・メールフォームからご相談ください。
 
 みなさまからのご連絡をお待ちしております。
株式会社井手工務所
〒847-0082
佐賀県唐津市和多田天満町1丁目6番38号
TEL.0955-74-8121
FAX.0955-74-8105
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